プロフィール

概要

　魔術秘密結社の一員にして、医学一家の天才少女。
　医学の知識で得た疑問を、魔術の知識で得た裏の理で昇華し、理論と感覚を持ってレネゲイドの波を乗りこなす。
　何でも出来るがスタミナがなく、何でもするとすぐに何もできなくなる。
　学者肌のインテリで、研究、実践は趣味。没頭すると衣食住全てが乱れる。

容姿

　銀色の髪を短く切りそろえていて、知的な印象を与えるややつり目が特徴的。
　近視の家系で、幼少期から眼鏡を手放せない。
　スリムといえば聞こえは良いが、ありていに言えば華奢。貧相ではない。
　よく制服の上から白衣を羽織っている。
　肌が弱いため、夏でもほとんど肌は見せないスタイル。

性格

　学者肌で、知らないことを知る、知っていることを実践することが何より好き。
　疑問を持つとそれを解消するためにあらゆる手を尽くすタイプ。
　基本的には頼りがいのある優等生タイプだが、実は妹属性持ち。
　ほぼ全科目の筆記、実技ともに全国トップクラスだが、体育の実技だけは凡人級。
　日本語、英語、ドイツ語、ラテン語、中国語のペンタリンガル。

来歴

　医学一家にして、魔術秘密結社"暗がりの狐"の重鎮でもある倉橋家の第二子にして長女。
　幼い頃から医学と魔術の知識を与えられ続け、生来の頭脳からスポンジのように吸収し続ける。
　中学へ上がる頃には既に医者として活動してもトップクラスの知識を持ち合わせていた。
　しかし、だからこそ、聡明であるがゆえにオカルトの類には懐疑的に育つ。
　"暗がりの狐"でも、結果が目に見えるような魔術は目にしたことがなかった。
　高校に上がる頃には日本の制度の問題で医師免許は持っていないものの、高名な医者が非公式で意見を求めに訪れるほどの医学知識を身に着けていた。
　そんな折、自身で医学的研究を行ううち、人体で消費されるエネルギーの中で、熱エネルギーなどとしての損失を考慮しても、僅かに使途不明のものがあることに気が付く。
　医学的研究では過去一番に研究は進まず、糸口さえ見えない状況で行き詰っている。
　そして、レネゲイドという存在に出会うことになる。

家族

　両親が健在で、どちらも高名な医者にして魔術結社の一員。
　表向きも裏でも家族仲は悪くないが、とにかく勉強熱心で、陽にも常人では考えられない密度と時間での勉強を悪気もなく求める。
　陽自身もその性質を受け継いでいるため、特別困った様子はない。
　また、兄が存在し、彼も陽と同レベルに優秀だった。
　兄妹仲はかなり良かったものの、4年前に陽にのみ「やるべきことが出来た」といって失踪。
　捜索願も出したものの、現在に至るまで情報は得られていない。

バトルスタイル

　影という陰の力を操ることにより、陽の世界に影響を及ぼす魔術的知識を用いた戦闘手段を用いる。
　基本的には"影を用いて現実を改変する"ものであり、応用の幅は広い。
　ただし、光に極端に弱い。
　この力に使用するエネルギーは莫大で、出力を十分に確保するためには、数秒でフルマラソンとほぼ同等のカロリーを消費する。

履歴

セッション履歴