プロフィール

概要

　新興宗教"方心教"の教祖の娘。
　教団ぐるみでUGNに協力しているが、教団で直接現場に出れるほどのオーヴァードは鳴ひとり。
　教団はかつてFHセルのひとつとして活動していた時期があり、その際はセルリーダーとして活動していた。
　人の嫌がる顔が大好きで、根本の性格が悪い。
　性格が悪いだけで悪人ではない。

容姿

　地味系の美少女だが、自身の表情を隠す目的で前髪を伸ばしており、あまり気付かれてはいない。
　基本的には常に制服で、私服はほとんど持ち合わせていない。
　表情が顔に出やすく、特に愉悦の恍惚とした表情は顕著。
　その際はあまり人前に出て良い顔はしていない。

性格

　人の嫌がる顔が大好きで、歪んでいると言って差し支えない。
　真っ当に"方心教"の運営を行い、人を安心させるような話術の達人である教祖の母とは根本の性格が合わない。
　とはいえ悪人という訳ではなく、怒った顔より嫌がる顔が好きなので、適度に人の嫌がることをする。
　母譲りの話術はレネゲイドの影響を受けて真逆の方向に進化しており、言葉だけで敵の戦意を削ぎ、心を折る。
　信者には優しくするように母に言われているため、猫を被ることもある。
　被らないこともあるし、被り切れていないこともある。

来歴

　生まれたときからオーヴァードであり、中学時代にその力と"方心教"という集団に目を付けたFHに勧誘を受ける。
　それからしばらくは"方心教"そのものがFHセルとして振る舞い、自身はそのセルリーダーとして活動していた。
　教団に戦えるオーヴァードは鳴ただひとりであり、活動内容はおおむね情報収集や資金調達が主だった。
　高校に上がる頃、UGNから協力関係の申し入れがあった。
　そのとき、地味な活動内容ばかりで他のFHセルから目を付けられ、あまり居心地の良い状況ではなかったため、UGNに乗り換える。
　やっていることはFH時代とそうは変わらないが、戦闘能力のない教団にとってはUGNのほうが居心地は良いようだ。

バトルスタイル

　魔力としか呼べないような力の籠った話術で、戦意を削ぎ、心を折る。
　怒った顔より、痛みに悶える顔より、嫌がる顔、絶望する顔が好きな鳴にとってはこれ以上ないほどお似合いの力である。
　他の戦闘能力がほとんどない"方心教"がFHでなんとかやっていけていたのは、この戦闘スタイルの"戦いたくなさ"のおかげである。
　言葉の刃を受けた相手は、慌てて次の言葉を止めにやってくる。
　その慌てた顔もなかなかに嫌いではないようだ。

セッション履歴